4t車(ユニック車)
トラックを運転するには、そのトラックの車両総重量や最大積載量、乗車定員によって免許の種類が変わってきます。
以前でしたら4tユニック車を運転することは、普通免許でできましたが、法律を改訂があり、現在では、中型の免許を持っていないと運転することができなくなりました。
中型車を運転することがあるのようでしたら、中型免許か大型免許を取得する必要があります。
中型の規定は、車両総重量が7.5トン以上11トン未満で最大積載量が4.5トン以上6.5トン、乗車定員が11人以上29人以下の自動車であって、特殊自動車・自動二輪車・大型自動車のいずれでもないものと定められています。
ユニック車のユニックとは、古河ユニックの製品を指しますが、いまでは、一般的な名称として定着し広く使われています。
このユニックは、正式名称を車輌搭載型クレーン(キャブバッククレーン)を言います。
ユニック車の種類として、様々なユニック車がありますが、もっともポピュラーなのは4tユニック車になります。
このユニックを操作するには、移動式クレーンの免許が必要になります。
つり上げ荷重能力が、5トン以上の移動式クレーンを操作するには、移動式クレーン運転士免許が必要です。
また、つり上げ荷重能力が、1トン以上5トン未満の移動式クレーンを操作するには、小型移動式クレーン運転技能講習を受ける必要があります。
そして、つり上げ荷重能力が1トン未満の移動式クレーンを操作するには、特別教育を受ける必要があります。
ユニッククレーンを操作するのは、車体を固定する必要があります。
これは、車体をそのままの状態で使用すると、クレーンで吊った方向にトラックが傾いてしまい、転覆してしまうのです。
そこで、踏ん張ることができる装置がユニックにはクレーンと一緒になりついています。
配送用トラックの選び方をお役立てください。
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