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4t車(ウィング車)

4t車(ウィング車)

4tウィング車は、箱型のトラックとにていますが、荷台部分の構造が箱型と違ってきます。

箱型のトラックは、荷物の積み降ろしは、後ろの部分や左側面にある扉で行います。

風雨やホコリ、直射日光をシャットアウトするところは、同じですが、ウィング車の大きい特徴として、貨物室の側面を左右に高く跳ね上げる事が出来る部分です。

これは、荷台側面から荷物の積み降ろしをする際に、大量に一気にフォークリフトによるパレット荷役などが出来るため、時間の短縮になります。

そして、この両側に荷台側面を高く跳ね上げた姿が、鳥が翼を広げた姿に似ている所から、ウィング車の名称が付けられました。

そして、4tウィング車は、積載量も2tに比べ多くなる為、ウィング車を採用することは、フォークリフトによる積み降ろしを効率よく行うことができます。

そして、4tウィング車くらいになると、荷物を最大限に積んだ時にフットブレーキだけでは、重いトラックを止めることが難しくなります。

そこで、補助ブレーキとして有効になるのが、排気ブレーキと呼ばれる装置です。

別名、エキゾーストブレーキとも呼ばれています。

これは、排気管を塞ぐことで、エンジンを止める力が働くことを応用したブレーキです。

この装置は、ほとんどのディーゼルトラックやバスに装備されています。

長い下り坂でブレーキを踏む時間が長くなるような場合、最悪、ブレーキが効かなくなる可能性もあるので、この排気ブレーキを併用しながら減速するようである。

基本動作は、アクセルペダルを離し、ブレーキペダルを踏んでいる間に作動し、クラッチやアクセルペダルを踏んでいる間には、作動しないようになっています。

大元のスイッチは、多くのトラックでは、手元にあり、常に使うことができるようになってます。

配送用トラックの選び方をお役立てください。

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