大型車(ウィング車)
大量の荷物を一度に運ぶ事が出来る、大型トラックは、長距離運送の花形です。
しかし、多くの荷物を人力で大型トラックの荷台に運び入れたり、降ろしたりするには、時間と労力がかかります。
そこで、大量の貨物を荷下ろしすることができるのは、ウィング車と呼ばれる箱車になります。
ウィング車とは、フォークリフトで荷物の積卸しがしやすいように、箱車ボディの両側が開くトラックのことになります。
大きく羽を開いたような姿に見えることから、この名称がつきました。
開いたときに鳥の翼を広げたような形になるのでこう呼ばれています。
大型自動車のサイズは、全長が12.0mで全幅が2.5m、全高が3.8m以内に入っていなければいけません。
そして、最大総重量は25tになります。
以前でしたら、大型車の最大積載量は、10t車と呼ばれているもので、8t~11tになります。
そして、規制緩和で車両総重量が25tまで引き上げられ、最大積載量が12t~13t程度になります。
外観に関しては、法律で決められている条件を超えることがないので、10t車と変わりません。
最大に荷物を積むことで、ブレーキ性能が低下することから、交通事故が多発していました。
そこで、大型トラックには、最高速度を抑制する機能がついています。
高速道路や深夜の幹線道路は、速度が上がりやすいので、最高速度を90km/hで制限する速度抑制装置(リミッター)の取り付けが義務付けられています。
大型トラックは、日本全国を走り回りますので、その距離は、普通自動車の比ではありません。
大型トラックの年間走行距離が10万kmになり、その大型トラックの生涯に走る距離は、なんと100?150万kmにもなると言われています。
配送用トラックの選び方をお役立てください。
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